2015-08-25 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
その選択意思の下をずうっと見ていきますと、利己心、虚栄心、打算、所有欲、貨幣欲、貨殖欲、支配欲、名誉欲とあります。パンドラの箱ではありませんが、現代の世の中に渦巻いている欲がこれです、ゲゼルシャフトです。しかし、ゲゼルシャフト全てがいい悪いということではありません。経済の発展には極めて重要な団体組織です。 ゲマインシャフトを御覧ください。
その選択意思の下をずうっと見ていきますと、利己心、虚栄心、打算、所有欲、貨幣欲、貨殖欲、支配欲、名誉欲とあります。パンドラの箱ではありませんが、現代の世の中に渦巻いている欲がこれです、ゲゼルシャフトです。しかし、ゲゼルシャフト全てがいい悪いということではありません。経済の発展には極めて重要な団体組織です。 ゲマインシャフトを御覧ください。
あるいはディマンドについても、物は金次第で何でも所有するという意味もありますけれども、全体的に表現するとすれば、占有欲、所有欲を制圧する、そういう訳し方をしても問題ないというふうに僕は聞いたんです。
さあといって、国民の方々のそれに対するあこがれとかあるいは欲ですね、そういう所有欲みたいなものあるいは競争意識みたいなものをどんどん刺激して先走ってしまうというのもちょっと考えものだなという気もしないではないんですけれども、これも時代の趨勢でしょうか、そういうことも拒否してもこれは拒否できるものでもないと思いますね。
また、プラトンは、所有欲を離れ、公共心に燃えた哲人のみが初めてよく国政を処理し得ると言っておりますが、あなたの余りにも強い権力志向をできるだけ抑制し、もっともっと誠実さを身につけてほしいのであります。これを要望して、私の質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣中曽根康弘君登壇、拍手〕
一つには職住の近接ということで、借家方式をとるということでございますし、もう一つは、ある若い世代においてやはり所有欲というものもございますし、ものを大事にするということもございますし、勤勉の源泉にもなるわけでございますから、そういう意味で分譲住宅という制度がとられております。
○塚田大願君 いまの農民の方々の土地に対する意識といいますか、所有欲といいますか、まあそういう問題もいろいろ私は、ひとつ問題があると思うので、このことはあとで大臣にもいろいろ質問したいと思いますが、とにかくこの田中総理の、これはもう昨年出た本でございますが、その発想の中にこういういわゆる列島改造というものがありそしてこの工業のために土地を提供するという、そういう発想がもともとあった。
がしかし、農業もやれないし、その上に自分でも他になかなかいい転換がないという状況のときにあたって、この制度をやりますれば、自分の所有欲は満足させることができる。資金については農協から借りて、その高い利子分は政府が補助してやれば、まあかなりの安定した職業転換ができる。そうしてまた、そういうような地区にはまだまだ入居者がある、こういうふうな観点で住宅政策をまず第一に考える。
なぜなれば、自分の所得源がなくなるからですが、そこで自分の土地に住宅をつくって自分で所有しながら賃貸するとすれば、一応の経済的な自分たちの欲求を満たし、かつ所有欲を満たすということになるとすれば、抵抗はそれほどない。だからして農民の意識というものを十分に尊重しながら都市周辺の宅地化を進めていく、これがねらいでございます。
そこで、その所有欲とこれを合理的に使うということ、これを連関させて政策を立てるべきである。そこで、近郊地帯の農家が住宅を建てて、そして所有権を持ちつつ、農業を営む以上の所得がありますれば、これまた協力ができるだろう。そうすれば農家にとってもよし、それから入居者も、地価というものがそれほど高く家賃にはね返らないということは非常にいいことだ。
○国務大臣(根本龍太郎君) 土地国有制度を実現すべきである、これに対する私の所見を問われたのでありますが、これは現行の憲法上も、それはいままでの国民の長い土地に対する所有欲、こういうものからして、にわかに法律をもって国有に全部取り上げるということは、これは非常にむずかしいことだと思います。ただしかし、土地というものをなるべく公的所有に移すということは、私は賛成なんです。
これはエンゲルスが言ってることなんですが、身にしみ込んだ所有欲が、自己の土地に対する執着がきわめて激しい。自己の土地所有を否定するどのような動きにも敵対すると。
単に所有欲を満足させるというだけで、土地を特定の農家だけに拡大させるということは、とるべき政策でないと思うのですよ。国の施策に合致させるために一つの目標を定めて、自立農家とか生産法人の規模拡大をやる。生産されたものについては、努力した生産農民、投下した労働に対しては正当な保障があるということでなければいかないわけでしょう。
これはあえて所有欲とは申しませんが、土地に特別な愛着を感じておる。そういうところから、この種の第二種兼業農家は自然発生的にあるものだ。そしてこのことは、土地の生産性を十分生かすという面からは不十分だが、農家収入を増大していると、こういう意味においては、これはやむを得ない現状だと、かように私は思っておるのであります。
それから第四点としましては、これにも指摘してありますが、そういうことをやっていく場合、一番困りますのは、農民の意識が低くあって、そうして生産外に土地の所有欲というものを持っていて、生産というものとはずれた別な執着を土地に持っている。だから、農民が土地がほしいということは、生産の手段のために土地がほしいということと、また別の目的を持って土地がほしい。
山形県で模範青年が三人ばかり寄って書いておりますが、とても三町ではこういう農機具の利子だけでも払いきれない、こういうことで三人で共同してやりましたが、前に言いました年寄りたちの土地の所有欲でついにうまくいかぬだった、こういう例も出ております。だからそういう状態ですからね、正しい、いいということならば、それを中心に打ち出されるのがほんとうの指導をすべきである。
これは言うまでもなく、土地の所有欲といいますか、というものは、やはり一つの歴史的なものでございまして、必ずしも、人間の頭のことでありますから、何千年、何万年にわたって変わらざるものでは私どもはないと思っております。やはり現在の土地の所有欲なり、あるいは所有権というふうな制度というものは、やはり歴史的な背景なり理由なりを持ってきているのだ、こういうふうに思います。
○帆足委員 ただいま大気圏外における平和利用並びに宇宙法の問題等につきまして貴重なる示唆に富む御発言がありまして、有益に承りましたが、過般月世界にソ連邦がペナントを打ち込みましたときに、地球上の慣例によりますと、先取特権としてソ連の勢力範囲になるけれども、月世界の場合はどうかという質問に対して、フルシチョフ首相は淡々として、月世界まで人間の強引な所有欲を及ぼさなくてもいいじゃないかという答えをしたことを
漸次そういうふうな政治をやるならば、それは農民の中の長い間の伝統であるかもしれませんが、いわば新しい社会においては必要のないところの土地に対する所有欲といいますか、そういう気持が自然に消えていくのではないか、こう考えておりますので、それを期待しつつ、自主的に共同保有に移行するように指導するという意味であります。
ただいま自由党の委員から、巧みな表現によつて、日本の地主勢力をいかに温存しようかとこれ努められた御演説があつたわけでありますが、大体戦争後上から与えられましたところのいわゆる農地改革なるものは、これは、ただ單に、昭和初年ぐらいから日本の当時の農業会などがやつております自作農主義、いわゆる農民の歴史的な土地に対する所有欲というか、欲望というものを幾分満足させて、その中で農民をごまかそうという巧みな仕組
所有権を重んずる日本とかドイツのようなものは、何でも自分が握らなければならぬという所有欲が強いが、英米人の思想は、人と約束すると、その約束ということが非常な力になる。そこで北陸は北陸で独立するのはいいけれども、大阪はそこから現在の電力を買えばいいじやないか。それはコントロールじやないか。じようだんじやない。
また先ほど委員の御指摘になりましたいわゆるたけのこ生活者を救うという御議論、きわめてごもつともでございますが、もた一方には生育盛りの子供をもちまして、どうしても必要でございますために、必ずしも新圓階級でない者が、その需要を充たさなければならぬ、それと同時に売る人も、要するに今までの所有欲、嗜好欲といつたものに多少の変遷もありまして、これを売らなければならぬ者もあるが、またそうでない、売らなくてもよいけれども